頑張ってごはんを作っているのに食べない!
「食べたい」って言ったから作ったのに食べない!
「なんで食べないのー!!!!」「食べるって言ったじゃない!」イライライライラ
こんな経験は、どのママさんにもあると思います。
私も、もっっっっっちろんあります(TT
そこで、今回は私がそんなイライラを解消するために、
取り組んできたこと、取り組んでいることをお話しします。
私が救われた本
うちの息子つむ太は、今ではまだマシになりましたが、
全然食べない時期がありました。
よく4つで1パックになっているヨーグルトがありますよね?
1食の食事が、あの小さいのを6ことか(笑)
その頃のツイート。つむ太がもうすぐ2歳というときですね。
今でもこれは、トップに固定されています。
こう見ると、もう1年半近く、食事で悩まされているのですね・・・
朝食も食べないので、すぐにお腹がすいてしまうらしく、
保育士さんに「朝食を食べさせて来てください」と言われたこともありました。
保育園に迷惑をかけてはいけないと思い、この頃は
息子が好きなお菓子を食べさせて、登園させることもありました。
そんな私が、本当に困って、調べて、出会った本がこちらです。
山口健太(2020). 『食べない子が変わる魔法の言葉』辰巳出版
この本は「食べない子」をもつお母さんのために書かれており、
たくさん、参考になる箇所があります。
特に私が救われたのが、P70から書かれている、
≪魔法のルール⑨ スモールステップを大切に≫
の、次の部分です。
「食べていない状態でも、食べるための準備は子どもの内側で始まっている」(p72)
これを読んだときは「えっ!そうなの??じゃあ出すだけで食育になるんじゃん!」と
ものすごく励まされました。
今までは「出すだけムダ」と考えていましたが、
食べないだろうなというものも、私の物から取り分けて
とりあえず並べまくりました(笑)
そして「食べないっ」と言われたときは
「はいはい、食べないのね~。わかったよ~。」と早々に撤収。
そして心の中では
「こんなに出した私エライ!今日も息子の食育が一歩進んだ!」
と、自分で自分をほめていました(^^
食べてもらうために考えた、わたしの技!
ちょっと大げさな見出しですが(^^;
少しでも息子に食べてもらうために、工夫していることをお伝えします。
型を使う
みなさんもやっているかもしれませんが、よくある技ですね。
うちにもいろいろな型がありますが、よく使うのはこの3つ
大きい方は、ごはん類で
小さいほうは主にハムやにんじんなどの野菜に使っています。
ハムは、この型のおかげで食べられるようになったといっても
過言ではありません!
レシピ本を見せる
やっぱり見た目がいい方がいいかなぁと思い、レシピ本を見せています。
そして作ったものを出す前に「これおいしそうでしょ?」と言ってみます。
「うん」と言ったらしめたもの。
「ママ、作ったんだよ!」と出します!
「おいしそうじゃない」と言ったら出しません。
「じゃあ、ママが食べるね。」と言って息子には違うものを出し
息子の前で「おいしい~!」と言って食べます(笑)
無理強いはしません。
見せたページの隣のものを見て「これ食べたい」と言ったこともあります。
それが、じゃがいものガレットです。
今では、これは食べるとわかっているので
にんじんやブロッコリーを細かくして入れることもあります。(野菜!野菜!)
レシピ本は自分でも持っていますが、
子どものためのレシピ本を図書館で借りてくることもあります。
この間借りてきたレシピ本は、息子にとってひとつも「食べたい」というものがなく
早々に終了しました^^;
いくつかメニューを提示する
「数うちゃあたる」戦法で、いくつかメニューを提示しています。
例えば「今日のお夕飯は、ハヤシライス(食べてほしいもの)と、そばとカレーがあるけど、どれにする?」
と、息子に選ばせます。そばやカレー(レトルト)は常備してあって、すぐに出せるものです。
息子がわりと食べるので、なるべく常備しているものは
- そば
- ラーメン
- カレー
- ハム
- さけるチーズ
- 鮭(冷凍)
- 切り干し大根(作り置き冷凍)
- れんこん炒め(作り置き)
- 油あげチップス(レンチンですぐできる)
- しらす
- きゅうり
- とうもろこし(蒸して冷凍)
- ブロッコリー(蒸して冷凍)
- スナップエンドウ
です。野菜は季節があるのでいつもとは言えませんが、
出てる時期は用意しています。
上の物は「わりと食べる」だけで、必ず食べるわけではありません!
「食べないこともある」と、期待し過ぎないようにしています。
以前に比べると「わりと食べる」ものが増えました(TT
味噌汁もわりと食べる方なので、うちは毎日味噌汁です。
野菜スープとか中華風スープとか飲みたくなりますが、
味噌汁を食べてくれれば、大根にんじん玉ねぎなどの野菜がいっぺんにとれるので
味噌汁一択しかありません^^;
買い物で食べたいものを選ばせる
週末ではありません。保育園の帰りです。
つむ太は、自分で見て「食べたい」と言ったものはわりと食べるので
野菜やお総菜コーナーで、「今日は何が食べたい?」「これ食べる?」ときいてみます。
「食べる」と言ったものが、その日の夕飯になります。
もちろん「食べたい」というものが何もないときもあるので
夕飯も別に用意してあります。
それも少しは出してみますが
つむ太の量なんてたいしたことないので、こちらが食べてしまうか、
次の日に回します(笑)
もしくは、用意しないで常備してあるものを出します。
それでもイライラ・・・そんなときは
私は、できる限り息子が食べたいものを食べさせています。
(お菓子は論外です)
そうすると「わがままになってしまうのでは?」と心配になる人もいるかもしれません。
でも、食べたくないものを食べさせようとして、食事が楽しくなるでしょうか?
私の心掛けていることは
- 楽しく食事をする
- 少しで食べられるものを増やす
なので、促しますが無理はさせません。
そもそも小さい子に無理なんてできないので、
癇癪を起すのか、何も食べずにテーブルを離れるかのどちらかです(笑)
その場を離れよう
そうわかっていても、頑張ってつくった食事。
食べてくれないとイライラすることもあります。
そんなときは、私は一旦その場を離れます。
そしてお風呂場に行ってドアを閉めます。
そこで「あー!せっかく作ったのに!!・・・でも、しょうがない!」
と声に出し、そして戻ります。
私の場合、だいたいこれで怒りが収まります。
本当に食べない時は、お皿をシンクに投げつけてしまったこともありました。
でも、怒りに任せた行動は見ている子どもの成長にいいはずありませんし、
何より自分が後悔し、自己嫌悪に陥ります。
ひとりで抱えない
私はとにかく育児でTwitterにすごくお世話になっています。
Twitterで呟けば、同じ年齢の子をもつママさんや、先輩ママさんが励ましてくれます。
Twitterを覗けば、同じような悩みを抱えたママさんのツイートがいっぱいです。
「みんな悩んでいるんだ」と知れば、気も楽になります。
アドバイスがもらえることもあります。
このようにTwitterに限らず、人に話すことが大切だと思います。
ただ、人を選びましょう!!
間違えると「ダメ出し」を食らいます。そんな人には耳を貸さなくていいです!
悩んでいるってことは、それだけ「真剣に考えている」ってことです。
もうそれだけでエライ!!私たちエライ!!!!!(笑)
子どもの食事よりもママのメンタルの方が大切です。
一緒にムリせず、少しずつ食育に取り組んでいきましょう!
それでは、今日も笑顔で!!
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