緊急事態宣言が明け、
ものすごく久しぶりに、飲みに誘われました。
母親3人＋・・・
誘ってくれたのは、職場の同僚おふたり。
ひとりは、Aさんとしましょう。
私より年上の、中高生のお子さんをもつお母さん。
もうひとりは、Bさんとしましょう。
私の２つ下で、小中学生のお子さんをもつお母さん。
このおふたりは仲がよく、飲みに行くこともあるそうですが
今回は、私にもお声をかけてくださいました。
ところが、母３人が集まると、なかなか予定が合わせられない＾＾；
元々Zoom飲み会が入っていた夫が譲ってくれて（ありがとう！）
なんとか３人の予定が合いました。
と、その話をAさんBさんでしていたら、
近くを通った２０代の男の子、Cくんとしましょう。
Cくんが「ぼくも行きたいです」となり
母３人に若いCくんが混ざって、不思議なメンツの飲み会が始まりました。
１軒目はまだまだ・・・家庭が大変なAさん
１軒目は、チェーンの居酒屋。
話は主に職場での話。仕事の話。
あとは、よく職場でも愚痴っているAさんの話。
Aさんは妊娠とともに研究職でのキャリアを捨て、
全然違う職場でパートになった人。
旦那さんとも様々な面で価値観が違い、
また、子育てや介護でも苦労されているようで
その話は職場でもきいていました。
ですので、飲み会では愚痴というより
「気晴らしをしたい！」という様子でした。
お店は２０時半でラストオーダー。
まだまだ話し足りない私たちにCくんが
「０時までやっているお店知ってますよ」と。
さすが若者。
お店を移動して２軒目へ。
２軒目にもなると・・・寂しいBさん
２軒目にもなると、酔いが回ってストッパーが外れる人も。
ここでBさんが大告白。
「出会い系アプリで～」
実はBさんはシングルマザー。
離婚して５年以上たっています。
話をきくと、出会い系アプリで出会う男性の目的は
ほぼヤリ目的。
話をきいていると、Bさんはきっと寂しいのだなぁと思いました。
でもどうしようもないので
「何、自分を安売りしているの、ばかっっ」と言うと
「つむたんさんに、そう言われたかったんです～」
・・・もう、完全なる酔っぱらいのトークです。
飲み会に参加したかったわけ・・・Cくん
その後、話はCくんの話に。
Cくんは社会人２年目なのですが、
今すぐ彼女と結婚したいとのこと。
「どんなプロポーズだったのですか？」と
それぞれにプロポーズの話をきいていました。
しかし、現状の話をきいていると
どうやら、Cくんだけが結婚に前のめりになっていて
彼女はそれについていけてない様子・・・
とりあえず、落ち着いて冷静になって考えるよう、言いました。
静かな夜
結局、お店の閉店時間まで飲み、２３時半に解散。
私は電車に乗りました。
電車はびっくりするほどガラガラでした。
駅からのバスは、終わっていました。
タクシーもすぐに乗れそうでしたが、
駅から２０分の道のりを歩くことに。
歩く人も車も少なく、静かな夜でした。
人と外で飲むのは、本当に久しぶりでした。
しかも、職場の人だと仕事に関する話が多いので
初めていっしょに飲む人と、
こんなにプライベートの話が出るなんて、驚きました。
みんな普通の顔をして仕事をして、
仕事では似たような悩みとか、聞いたことがあるような悩みなのに、
プライベートでは、こんなにも別々の悩み。
しかも自分には縁がないような悩みを抱えていて
すごく不思議な気持ちでした。
子どもができ、コロナ禍になってからは
人とプライベートで話す機会が減っています。
知らず知らずのうちに、自分の家庭のこと、
自分の身の回りのことが「全て」になっていました。
それが、人から自分と全然関係のないような話を聞き、
知らず知らずのうちに狭まっていた自分の視野が
広がっていくようでした。
もちろんニュースやSNSでは、そんな話はたくさん聞いていますが
自分の身近の人に起こっている現実だと、受け取り方が違いますね。
じゃあ、私は？
飲み会での３人の話はしましたが、
じゃあ、私自身の話は？ってことですが
・・・思い返せば、あまり自分の話はしていませんね。
別に悩みがないわけでがありません。
でも、Aさん、Bさん、C君のように
今現在、切羽詰まって人にきいて欲しい悩みも愚痴もなかったなぁと、思いました。
人と話す機会もないと、自分だけが悩んでいるような気がしますが
人それぞれ、様々な悩みを抱えて生きています。
そのことを思い出せたことが、この日１番の収穫でした。
今日も自分の一日を、充実させて生きましょう。
それでは、今日も笑顔で＾＾
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