この夏、Twitterで投稿者さんの旦那さんが、
手作り麦茶のボトルに、ほーんの少し中身を残して
冷蔵庫に戻している投稿を何件か見ました。
投稿者さんの伝えたいこととしては
「新しく作ってほしい」というような内容でした。
これに似たことを経験したことはありませんか？
今日は、こちらが当たり前だと思っていることに
気づかない夫の話です。
日付に気づく？気づかない？
職場で印刷をしていたら、印刷機のインクがなくなりました。
事務さんにインクをもらいに行ったら
事務さんが「こっちにありますよ」と場所を教えてくださいました。
なんと、印刷機の下にありました＾＾；
そこには、日付の書かれたインクの箱がいくつかあったので
「どれが、古いのかな～」と独り言のように呟いたら
「さすが、つむたんさん！」と言われました。
「日付が書いてあるのに、新しいのから開けていく人がいるのですよ！」と
事務さんは不満をもらしました。
本当に見えていない
実は、うちでも今朝、こんなことがありました。
うちは、ごはんを３合炊いて冷凍。
全てなくなったら炊く。というようにしています。
そして、炊いて小分けにするときに、
夫のお弁当分のおにぎりを作っちゃうのです。
夫は、おにぎりは昆布一択なので、
昆布の佃煮が欠かさず冷蔵庫に入っています。
ところが、夫の仕事がほぼ在宅になったため
お弁当も週に１回の勤務日だけです。
夏休みがあったこともあり、
昆布の佃煮の賞味期限が１か月ほど切れていました。
私がそれに気づいたのは先週。
「賞味」期限だし、佃煮だから、
過ぎていても大丈夫だろうと思っていました。
夫もさほど細かい人ではありませんが
さすがに１か月切れていたら、何か反応するだろうと思っていました。
ところが！全く気付かず、それでおにぎりを作ったのです。
私は、本当に見えていないんだな、と思いました。
気づく妻気づかない夫
よく家庭内の掃除を「気づいた方がやる」と
しているおうちがあるかと思います。
でも先ほどのように、
気づかない人は本当に気づきません。
それがなぜ気づかないとかいうことは置いといて、
気づかない夫に、いくら「気づけ」と行っても
目に入っていない（というか脳が認識していない）ので
気づくはずがないのです。
だから、気づかないことにぷりぷり怒っていても
仕方ありません。
行動を変えてほしかったら、こちらが仕掛けるしかない。
先ほどの事務さんのインクのことだったら、
印刷機の下にストックしておく箱はひとつだけにするとか。
そうすれば、必ずそれしか使いません。
トイレットペーパーの芯
実は、私も夫の変えて欲しい行動がありました。
それが、使い終わったトイレットペーパーの芯をそのまま置いておくことです。
毎回、私が片付けています。
些細なことですが、それでも自分が「ごみ処分担当」になった感じがして
気持ちよくありません。
かといって、普通に「捨てて」と行っても忘れるのは
１０年いっしょに暮らしていてわかっています。
そこで、夫に問題を出してみました。
私は次のように言ってみました。
問題です。なくなったトイレットペーパーの芯は、どうすればいいでしょうか？
１、そのまま置いておく
２、紙ごみのところに捨てる
３、ためておいてロボットを作る
３はユニークなものにしたかったので、こんな風にしてみました。
すると夫は
３！
と、私の予想通りの解答を選びました。
そこで私は終わりじゃありません！
では、ロボットを作るために、どこにトイレットぺーパーの芯をためたらいいでしょう？
１、自分のクローゼットの中
２、自分のデスクの下
３、やっぱり面倒くさいから紙ごみで捨てる
３・・・笑
ということで、紙ごみとして捨ててもらうことにしました。
紙ごみの捨て場所だって、トイレを出てすぐ左側にある
パントリーの中なのですよ！
なぜ、問題にしたか
なぜ問題にして伝えたか、
その理由のまずひとつは、先ほど言ったように
普通に「捨てて」と伝えても忘れるからです。
ですので、印象に残り、かつ嫌な感じに聞こえないような伝え方を考えました。
これで忘れるようだったら、
この問題をトイレの壁にはります（笑）
自分と同じではない
自分の当たり前も、他の人にとっては当たり前とは限りません。
「そんなことわかっている」と思うけど
いっしょに生活をしていると、そうではない。
自分が当たり前にやっていることを、他人にも望んでしまっています。
でも、私の夫の場合、４０年気づいてこなかったことを
今さらちょっと言っただけで、気づくわけがないのです。
本人が「絶対必要なこと」と思えば違うのでしょうが、
日常の些細なことでは、そんな風には思ってくれませんよね。
些細なことでも積もれば山となる。
夫婦の間のささくれも、積もれば溝となる。
それでは、今日も笑顔で＾＾
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